それはなにかとたずねたら

ゆるりと、忘備録を兼ねて

東京ラブストーリー…

久々に再放送している(関東圏)このドラマ、今から27年前ですって。


リアルタイムで見たのって最終回だけだったなぁと思って色々調べてみたら1991年(平成3年)放送だったと知って更に衝撃を受けましたw


バブル全盛期ですやん…この頃に20代だった方は楽しい事だらけだったんだろうなぁ。私の頃はバブルが弾けて寒々とした空気に支配されてました。


ドラマに出てくる公衆電話や肩パットのジャケットとか、若い世代には面倒くさいなと映ってるに違いない。


内容を改めて見るとヒドイね、ホントw

三上はチャラ男、さとみはボケてるのかあざといのか分からないぐらい嫌な女、リカは真っ直ぐなのはいいけど周りが見えなくなる女…


そしてカンチ!お前だお前!相手を誘ってすっぽかし、いつまでたってもグタグタ煮えきれない優柔不断なお前だよ!

お前が全ての元凶じゃ!あー腹立つ!www


でもなぁ、田舎から東京に出てきたら、偶然に中学の頃から好きだった女に再会して、しかも付き合えそう、だけど自分には他の彼女がいる…というと分からなくもない。



そんなお前はどうなんだ?というと、


中学生の時にずっと片思いしていた女の子がいたけど、ある日突然、年下の真っ直ぐした可愛い子に告白された。

余りにもまっすぐで断り切れなかったので、お友達から始めたけど、しばらくしたら、お互い色んなところが見えてきて、お前は片思いの子が忘れられずあえなく消滅したではないか。

その後、自分の片思いの子に告白したけど、

「嫌だ気持ち悪い」

という言葉を投げ付けられ人間不信に陥ったっけ。



ずっちーな!www


このドラマは罠だった。

忘れたはずの苦い過去を探り触れられた感じ。



ドラマは後半はgdgdでハッキリしないカンチ、私のこと好きなんでしょう?と強かなさとみ、好きになった人を振り向かせたい一心で頑張ったけど敢え無く散ったリカ…

誰しも身近にあるような話で、共感出来たから大人気になったんだろうなぁ。




でも原作のマンガは要注意。

リカはメンヘラビッチで誰とでも寝ちゃう女。

そんな女に惚れられ振り回されるカンチ。

挙句の果てには、リカが上司とも二股かけていて、その男の子供を身籠り、カンチの前から姿を消す。



……当時は原作読まなきゃ良かったと打ち拉がれた。純粋だったんだな、私は。


マンガでは、その25年後まで書かれて、またぶっ飛ぶ内容で唖然……


ドラマと原作で共通するのは、


「男は単純でいつまで経っても昔の女が忘れられない」

「女は獲物を虎視眈々と男を狙って捕まえる」

ってところかなぁ。

(誰しもみんな当てはまる話じゃないか)


田舎の学生だった頃、


「東京に言ってドラマみたいな恋をするんだ!」

と熱く語っていた先輩、今は何しているのかなぁ…


あれから27年。

当時、中学生だった私は40過ぎ。

バブルを謳歌出来た方々は50あたり。


あの頃は…と甘じょっぱい過去を思い出し、ちょっと切なく感じた平成最後の秋のお話でした。