それはなにかとたずねたら

ゆるりと、忘備録を兼ねて

笑ってはいけない結婚式

多少フェイクとボカシを入れてあるが、その辺はご容赦ください。

知り合いの結婚式に招待された。
断りたかったが「どうしても」というので、嫌々ながらも出席することにした。
今思えば、適当に嘘を言って断った方が良かったと後悔している。

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以下、箇条書き。

帰省ラッシュの大混雑の日に結婚披露宴。
(新幹線と在来線を乗り継ぐ遠い場所)
・式場が駅から遠くて送迎バスのみ。しかも住宅地のど真ん中。
・控室が一般客と親族が同じ場所。
・その横の廊下で親族挨拶が行われる。
・チャペルの神職がバイトっぽく、一切笑顔が無くやる気なし。
・神父が室伏功治そっくり。日本人なのに、日本語も英語もカタコトでしゃべる。
・いきなり大音量で賛美歌&パイプオルガン。
(何かの新興宗教かよ?)
・誓いの言葉でいきなり雷が落ちる。
(悲鳴があがるも神職ガン無視)
・新婦がブーケトスを行うも誰も拾わない。
若い女性が10人以上いたのに…。式場の人が強引に誰か渡す。)
・場がシラケているのに、新郎がブロッコリートスを強行。
(受け取った人は青ざめていた)
・披露宴のテーブルクロスやナプキンが灰色、皿が黒。
・なぜか手作りのネームカード。ラベンダーの押し花付。
(ラベンダーの花言葉をチェックするとゾッとする)
・室内だが冷房の効きが悪く、みんな汗だらけ。
・ようやく披露宴が始まるも、既にドンヨリした空気が立ち込める。
・新郎新婦の上司からの祝辞。2人合わせて30分以上かかる。
・お祝いビデオメッセージが延々と流れ、「言わされてる」感が伝わる。
・友人挨拶で「これといった思い出はないけど…」という言葉が飛び出す。
・余興が長い。
(生演奏だけど上手いのか下手なのかも分からん。)
・さらに新郎新婦まで生演奏の余興を始める。
(これも長い。)
・料理の品数は多いが、みな小さいものばかり・・・
・親族で途中退席する人が出る
・メインディッシュが終わった後に、「これから外でケーキカットします!」と司会者。
(何を言われたのか分からないほど全員キョトン&どよめき)
・炎天の西日がガンガン当たる中でのケーキカット
(衛生上、大丈夫なのかと疑問)
・「さぁ皆さんニッコリ笑顔でケーキを食べましょう!」と叫ぶ司会者。
(もはや拷問・・・この時点で17:00)
・二次会開始時刻が迫り、披露宴に巻きが入る。
・新郎の最後の挨拶のあと、感極まった新郎母が泣きながら新郎に抱き着く
・それを見て呆然と立ちつくす新婦父&下を向き泣き出す新婦母
・ようやく終わるも送迎バスの発車は30分後
(結局、路線バスを探して帰る)


これでもだいぶ端折りました・・・
猛暑の中ずっと礼服を着ていたので、熱中症になりかけた。
未だに心身ともにダメージが残るはめに。

あと返礼の品が3,000円のギフトカタログとお菓子だったのは引いた。
ご祝儀&交通費をシュレッダーにかけてしまったような喪失感。
(まだドブに捨てたほうがマシだった。)

冠婚葬祭はその人の本性・・・性(サガ)が見えるから怖いですね。
あんな人だったんだぁ・・・というのを肌で感じました。